お花見に行ってきました!

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      みなさん、こんにちは。4/8の日曜日に、福岡市中央区の桜の名所・舞鶴公園にお花見に行ってまいりました。舞鶴公園は、福岡藩の居城・福岡城の城址になります。

     数日前に春の嵐があったせいか、ソメイヨシノはかなり散っておりました。

     

     

     

     好天に恵まれ、当日はたくさんのお花見の人たちで大賑わいでした。ソメイヨシノは葉桜のものもありましたが、お構いなしで酒の宴に興じるみなさん。やっぱりこれが目的でしょうか(笑)。

     城の上から見ると、枝垂桜がピークを迎えていますね。

     

     

     

     満開の枝垂桜をお楽しみ下さい。もう素晴らしいの一言ですね。もうすぐ散ってしまうのがもったいないです。

     

     

     

     

     

     

     

     国の重要文化財・多聞櫓にはまだまだソメイヨシノが八分咲きくらいで残っておりました。ここは夜になるとライトアップされるそうです。

     

     

     

     

     福岡では今週で桜は見納めでしょう。名残惜しさを残して城を後にしました。

     


    玄海原子力発電所

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       みなさん、こんにちは。久しぶりの更新です。

       3月20日の休日に、大震災以来、連日話題になっています原子力発電所に行ってきました。玄海原子力発電所。場所は佐賀県北西部の東松浦半島にある玄海町です。車を走らせ玄海町に入ると、道路沿いにこのような看板が建っていました。

       

       

       「こころ夢見るアトムの町」

       ここ玄海町で原子力発電所の建設が始まったのは1970年ですから、丁度大阪万博の年ですね。日本の高度経済成長のピークくらいでしょうか。戦後から立ち直った日本人が自信を深めていた頃でしょう。このキャッチフレーズを見ますと、原発を町の象徴・誇りとしていたんだと思います。しかし、現在の福島原発の廃墟、双葉郡など周辺町村の悲惨な状況を考えると、この看板には複雑な思いになります。

       

       

       しばらく車を走らせると、この様な看板もありました。タクシー会社が原発関係者の送迎でのタクシー利用を促すものです。かつては漁業・農業が中心ののどかな町だったのでしょうが、今や原子力発電所が、住民の仕事の糧として、大きな存在になっているのでしょう。

       

       

       高台に出ると、玄海原発が見えてきました。緑と海の間に建つ、巨大な鉄塔と4機の原子炉建屋は、周囲の風景とは全く異質なものであることがわかります。大震災後にテレビで何度も見させられた福島原発を思い出し、少しだけ背筋が寒くなりました。今、大地震が起き大津波で施設が破壊され放射能が漏れたら、逃げ切れない距離です。

       

       

       漁業や農業を生業とする人々が住む集落が点在する玄海町。周辺にはイカで有名な呼子や、文禄・慶長の役で秀吉が築城した名護屋城跡があります。

       

       

       いよいよ玄海原発に到着しました。残念ながら原発の敷地内には一般人は入れません。ご覧のようにゲートがあり、警備員により厳重に管理されています。私のような一般人はここから右折し、原発に併設された「玄海エネルギーパーク」へと進みます。

       

       

       

       玄海エネルギーパークです。エネルギー関係、特に原子力発電の仕組みを中心に展示されています。これも「原発マネー」なのでしょう。広い敷地と立派な建物ですね。右側奥に遊戯施設があり、たくさんのこども達が無邪気に声を出して遊んでいました。これも福島から避難して不自由な生活を強いられているこども達を思うと、複雑な気持ちになりました。

       

       

       中に入ると、ご覧のように原子力発電所の中をシュミレーションしたような造りです。今となってはちょっと悪趣味にも見えてしまいます。

       

       

       

       ご覧のように展示物は発電の仕組みなどについてわかりやすく展示されており、結構勉強になります。一度は来場されることをおすすめします。

       ただし、火力発電などの他の発電方法に比べて、原発は温暖化に優しいとか、プルサーマルは放射性廃棄物の有効活用など、原子力発電を正当化しようと誘導する展示が多いのもちょっと気になりました。

       

       

       1年前の東日本大震災についての展示は、残念ながら、たった一枚のパネルだけでした。玄海原発に20cm、川内原発にも40cmの津波が到達していたそうです。驚きです。

       さて、福島第一発電所の事故の件については、ご覧のように「津波15m程度。自動停止→全電源・海水冷却等の機能喪失」としか書かれていません。水素爆発したこと、メルトダウン・メルトスルーしたこと、放射能が広範囲にばらまかれたこと、地域住民が被爆し、避難所にすし詰めにされ、避難先から未だに帰れないでいること、大気や海が放射能で汚染され、農業・漁業が壊滅状態なこと、原発周辺の老人施設や病院で、避難中に多数の死者が出たことなど、数々の重大な問題が発生したことは一切書かれていません。また、津波15m「程度」という災害を軽んじるような表現にも腹が立ちました。もちろん九電の例のやらせメール問題への対応・謝罪なども皆無です。

       みなさんは、どうお感じになりますか?

       

       

       

       原子力発電には、いろいろな発電方式がありますが、玄海原発は加圧水型軽水炉です。水を原子炉で高温・高圧の熱水にし、それを蒸気発生器に送り、そこで別の系統を流れている水を蒸気にかえてタービンに送ります。

       玄海エネルギーパークの外にある階段を登って屋上に上ると、原発の全景が間近に見れるようになっています。これはその時撮影した写真です。原子力発電所の敷地は約87万平方メートル。福岡ドームの約13個分に相当するそうです。ここで九州の電気の約25%が作られています。といっても、現在は 1〜4号機全て定期検査中で動いていませんし、やらせメール問題もあり、再開の目処もたっていないようです。

       手前の箱形の2機の右が1号機、左が2号機。奥のドーム型の2機の右が3号機、左が4号機です。手前の建物はパークに併設されている観賞用温室です。

       みなさんもご存じかと思いますが、玄海原発では3号機で2009年よりプルサーマル発電を実施しています。使い終わったウラン燃料を再処理して、ウランやプルトニウムを取り出して再利用するものです。再利用ということと、高レベル放射性廃棄物を減らせるという利点があります。しかし、取り扱うのはウラン燃料だけに、大災害が発生したときのことを考えますと、我々市民にとっては大きな不安を感じます。

       

       原発については大震災以後、危険性が強く指摘されています。私も現在の核分裂反応による発電はもう限界ではないかと思っています。福島の件でわかるように、いざというときには、人間の手に負えないバケモノになってしまいます。

       しかし、将来のエネルギー需要を考えると、太陽光や風力による自然エネルギーでは到底まかなえないという意見もあります。医療施設に電気が長期間供給されないと、各種検査はもちろん、手術や人工透析ができませんから、患者さんの命が奪われる事態にもなりかねません。

       現在、次世代の発電と言われる「核融合」が、日本を含む世界の英知が結集して研究されているようです。水素や重水素など、自然界に存在する無尽蔵の資源を使うことや、放射性廃棄物が出ないなど、是非成功して欲しいのですが、一方で水爆を作る技術と同じとも言えますし、融合炉の設計はかなり難しいとも聞きます。何よりも安全性がないがしろにされないよう切にお願いしたいと思います。


      菊美人酒造 酒蔵開放

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         みなさん、こんにちは。いよいよ今日から3月ですね。
         さて、2月19日の日曜日の朝。福岡は前夜の雪で銀世界となっておりました。高速道路も通行止め。そんな寒い朝、僕はしぼりたての美味しい新酒をいただくため、福岡県みやま市を訪ねました。毎年この時期になると、 みやま市にある各酒造会社で蔵開きの催しがあります。 その日は僕の久留米附設中高校時代の同期の江崎俊介くんが9代目を務める「菊美人酒造」の酒蔵開放だったのです。

         

         

         

         

         飲酒運転は厳禁ですから、JRの快速電車に乗って瀬高へと向かいました。駅に着くと、早速銘酒・菊美人の樽酒が迎えてくれます。意外と瀬高は雪が全く積もっていませんでした。瀬高駅からは送迎用のジャンボタクシーが用意されていまして、酒造会社まで無料で送り届けてくれました。

         

         

         

         

         

         菊美人酒造に到着しました。歴史を感じさせる白壁造りの蔵が堂々と建っています。中に入ると、既に多くのお客さんがいて、店内はお酒を買い求める人たちでご覧のような混雑です。また、甘酒、酒饅頭、奈良漬け、麹など、関連商品も多数販売されていました。

         

         

         

         菊美人は郷土が誇る詩人、北原白秋が愛したお酒です。菊美人酒造は1735年の江戸時代に創業した歴史ある酒造会社です。先々代の社長の江崎喜三郎氏に嫁いだのが、あの北原白秋の実姉の北原加代氏なのです。お酒好きだったと伝えられる白秋が、菊美人を満足そうに飲み干す姿が目に浮かんできますね。店内には右に北原白秋、左にお姉様の写真が飾られていました。また、白秋と菊美人酒造との深いつながりを示す資料の展示コーナーもあり、興味深く拝見させていただきました。

         

         

         

         

         

         展示されているお酒造りに欠かせない道具の数々です。普段、我々には目に触れることのないものばかりですが、それぞれにわかりやすく解説がしてあり、大変勉強になりました。

         

         

         

          麹室(こうじむろ)がある建物です。長い歴史を感じます。麹室内は、すべて柿渋を塗って殺菌してあり、また断熱構造となっているそうです。

         

         

         仕込蔵(しこみぐら)です。ここにあるタンクは白米1.35トン仕込み。清酒一升瓶で約3千本分だそうです。

         

         

          槽場(ふなば)と呼ばれるところです。槽(ふね)の中に何層もの酒袋を敷き詰め、透明な酒が「樋の口」から滴り落ちます。菊美人は、この手積みの槽搾りによりすべての酒を製造しているとのことです。

         

         

         瓶詰倉庫。瓶詰めは酒造りの最後の課程ですね。この古い看板に何故か惹かれました。この倉庫の中には、今は遅しと出荷を待つ新酒たちがたくさん保管されているのでしょうか。

         

         

         

         菊美人は、郷土の清流・矢部川の伏流水と山田錦から生まれます。今回は、酒蔵のすぐそばを流れる矢部川の河川敷に足を伸ばし、矢部川をバックに購入したお酒を撮影してみました。

         

         

         

         

         

         菊美人酒造の酒蔵開放には今まで何回か来させていただいているのですが、いつも大人気なのがこの酒饅頭です。並ばないと買えません(笑)。以前、余りにも長蛇の列で、遂に買いそびれてしまったことがあるので、今回は根気よく並んでゲットいたしました。お土産に最高ですよ。クリニックに持って帰って、コーヒーと一緒に美味しくいただきました。

         

         

         当日は久留米大学附設中・高の同級生や後輩も来ておりまして、思う存分、菊美人をいただきました。閉店時間となり、最後に菊美人酒造9代目の江崎くんと記念写真を撮っていただき、帰路につきました。江崎くん、大変お世話になりました。帰りの電車の中ではほろ酔いかげんで爆睡したのは言うまでもありません。(笑) 

         

         さて、今回の菊美人酒造の蔵開きの模様を昭和レトロ風の動画にしてみましたのでお楽しみ下さい。ただし、第三世代iPodの低解像度の動画ですのでちょっと粗い画像となっています。お許し下さい。サイズが大きいので、モバイル機で見ている方で、パケット定額プランではない方は、パケット代にご注意下さい。

         ↓ ココです。

        http://sujaku.com/kikubijin.mp4
         

        mp4ファイル

        コーディック:H.264, ACC

        再生時間:5分42秒

        大きさ:320×482

        画像サイズ:42.8MB

         

         みなさんも来年は是非お訪ね下さい。下記に菊美人酒造のホームページとブログをご紹介しておきます。

         

        菊美人酒造株式会社 HP

        http://kikubijin.co.jp/

         お酒は「飲む」だけでなく「見る」、そして「知る」ことも大切だと言うことに気づきました。蔵元の伝統と情熱、柳川杜氏の方々の熟練の技、清らかな水、そして美味しい米がひとつとなって、天下一品の味が完成されていくのです。

         

        ブログ

        http://kikubijin.co.jp/contents/

         菊美人酒造の9代目である江崎俊介くんのブログ。伝統を守りつつ、色々な世界で活躍する彼の知力・行動力はすばらしい。秀逸な写真も必見です。

          



        早春の風景

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           みなさん、こんにちは。先日2月12日の日曜日に福岡市内にある大濠公園と舞鶴公園に家族で行ってまいりました。当日は晴れ間が広がり、大濠公園はジョギングや散歩をする人たちをたくさん見かけました。そんな中、カモメにエサをやっている仲の良さそうな家族連れの微笑ましい光景を見かけましたのでご紹介しましょう。おじいちゃん、お孫さん、そしてお母さんでしょうか。
           
           
           隣の舞鶴公園(福岡城址)には梅林があります。全体的には一〜二分咲きといったところでしょう。日当たりの悪い場所はまだまだ蕾だけの木も多いのですが、よく日が当たるところでは結構咲いていました。みなさんに春の兆しをお届けします。
           
           
           
           最近はようやく暖かい日も多くなりましたが、三寒四温といいますし、まだまだ寒い日もあると思います。インフルエンザなどには十分に注意されて、どうかご自愛下さい。
           

          日航機羽田沖墜落事故から30年

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              こんにちは。みなさんは「日航機羽田沖墜落事故」を憶えておられますでしょうか。1982年の29日、福岡空港午前725分発の羽田行き日本航空DC-8機が、機長の異常操縦、いわゆる「逆噴射」により、羽田沖に墜落したあの飛行機墜落事故です。あれから、今年の29日でちょうど30年が経ちました。

            ホークス日本一パレード

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                みなさん、こんにちは。今回は昨年12/11に福岡市の明治通りでおこなわれた福岡ソフトバンクホークスの優勝パレードの模様を動画でお送りいたします。今回は日本一だけあって、凄い人出でした。場所は赤坂交差点あたりです。
               
               

              田中長者と田中の森

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                太宰府天満宮に初詣

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                    みなさん、大変遅れましたが、明けましておめでとうございます。今年初めてのブログ更新です。

                   みなさんは今年の初詣はどこにお参りされましたか?私は1月3日に、地元の太宰府天満宮に行ってきました。いやはや、人が多かったこと!予想はしていましたが、参道からこんな状態です。

                   

                   

                   参道の途中にスタバ発見!最近出来たらしいのですが、宮前だけあってかっこいい造りです。しかしここは素通りして、まずは境内を目指します。

                   

                   

                   心字池(しんじいけ)にかかる太鼓橋(たいこばし)付近です。まだまだ本殿までは遠い!少しずつ進んでいます。

                   

                   

                   楼門付近です。大渋滞が続きます。ぎゅう、ぎゅう〜。この門を通るときは押し合いへし合いでした。

                   

                   

                   楼門を無事くぐって本殿はもうすぐと思ったら、境内は凄まじい数の参拝客が!もう、タメイキしか出ません。満員電車みたいで、殆ど前に進みません。西鉄太宰府駅から歩き出して、既に数十分経っています。

                   

                   

                   やっと本殿まで来ました。右に見える梅の木は有名な「飛梅(とびうめ)」です。

                   まずは家族・親族の健康と、当院に通院されている患者さんの病気がよくなりますようにとお参りいたしました。そして最後に、なんと言っても菅公は学問の神様ですから、息子が勉強が出来るようになりますようにとお祈りしました。やっぱり親ですね。

                   

                   

                   お土産に梅ヶ枝餅を買いました。ここは参道の鳥居の近くにある三宅商店。私が小さい頃、祖母の友達がここで働いていまして、それ以来、この店で買うようにしています。

                   

                   

                   一個105円です。甘〜いあんこがたっぷりと入っています。昔はよもぎ餅もあったんですけどね。それではいただきま〜す!うん、美味い!!自宅で熱いお茶と一緒にいただきました。

                   

                   

                   それではみなさん、寒くなってまいりましたので風邪など召されぬよう、どうかご自愛ください。本年も宜しくお願い申し上げます。

                   


                  英彦山のもみじ

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                      みなさん、こんにちは。今年もいよいよ大詰めですね。
                     今年最後のブログ更新です。何にしようかと迷いましたが、1ヶ月前に行った英彦山について書いてみたいと思います。
                     英彦山といいますと、山伏の修験道場として有名です。きっと昔は一般人ではなかなか入れない険しい聖地であったと思われます。中腹に英彦山神宮がありますが、昔でしたら参拝するのに急な石段を登っていかなければいけませんでした。しかし、今ではその英彦山神宮まで添田町側からスロープカーで登れるようになっています。
                     
                     
                     こんな山奥に結構本格的な乗り物があって驚きです。車内はまだ新しく、一番前から見える福岡の山々の景色は雄大です。
                     
                     
                     終点「神駅」に着きました。すぐに英彦山神宮へと行けます。さすが霊験あらたかな聖地。立派な社殿が建立されています。
                     さて、なぜ今年最後のブログになぜ英彦山を選んだかといいますと、神宮境内にあった、赤々と紅葉したもみじをご覧いただきたかったからです。いかがでしょうか。英彦山に栄える燃えるように赤いもみじ。見事ですよね。
                     
                     
                     今年の更新はこれが最後です。当院は3/31〜1/3までお正月休みです。新年は1/4より診療を開始させていただきます(1/4は水曜ですので13時までです)。
                     今年は大震災や原発事故など大変な年になってしまいましたが、来年こそ皆様にとってよい年でありますよう、心より祈念いたしております。また、寒さも一段と厳しくなってまいりました。どうかお身体ご自愛下さいますようお願いいたします。

                    男は馬之助

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                       上田馬之助が亡くなったとの訃報が飛び込んできました。信じられません。あえて「さん」はつけません。「希代の悪役・馬之助」のままでいて欲しいから。

                       私は小さい頃からプロレスの大ファンでした。当時はパソコンや携帯、テレビゲーム、インターネットなどは当然ありませんでしたので、娯楽と言えばテレビ。特にプロレス中継は、当時のこども達の楽しみの代表格だったと思います。学校では男の子の遊びのナンバーワンと言えば、なんと言っても「プロレスごっこ」でした。僕と同年代の男性の方で、必殺技「4の字固め」を知らない人はいないでしょう。友達と4の字固めをかけあってよく遊んでいました。裏返しになったら、技をかけた方が苦しいとか、みんな知っています。

                       プロレスごっこで、一番問題なのが悪役を誰にするかということです。誰もやりたくないんですよね。だからじゃんけんで決定。負けたヤツは竹刀を振りかざして馬之助の真似をするのが定番でした。

                       僕が小さい頃のヒーローと言えば国際プロレスではストロング小林や金網デスマッチのラッシャー木村、新日本プロレスではアントニオ猪木や坂口征二、そして全日本プロレスではジャイアント馬場やジャンボ鶴田でありました。

                       そんなヒーローたちの前にいつも立ちはだかるのが上田馬之助。

                      「日本人のくせしてなんだよ!!」

                      本当に憎ったらしかった。日本人の風上にも置けないヤツ。ヒーローたちがリングに上がると、ゴングも鳴っていないのに馬之助がいきなり竹刀で襲いかかります。試合が始まっても反則攻撃の嵐!レフリーが見えない角度でのチョーク攻撃!額から血を流し苦しむヒーローたち。

                      「馬之助の馬鹿野郎!おい、レフリー!反則じゃないか!!」

                       TVの前で叫んでいました。しかし、最後にはヒーロー達が必殺技で馬之助をやっつけます。「やったー!勝ったぞ!」私はTVの前で何度も拳を突き上げてヒーローと共に雄叫びをあげていました。負けた馬之助はフラフラになりながらも、竹刀を振り回しながら通路を引き上げていきます。そして次の週にはまたまた最強の敵として竹刀を振り回しながらTVに登場するのでした。

                       こんな幼少時を過ごした私にとって、最近のプロレスは全然面白くありません。何故だろう。その原因を最近になってやっと気づいたのです。馬之助がいないんですよ。あの憎い馬之助が。

                       昔の小学校の成績表は1から5まであって、オール5のヤツもいれば1や2ばかりのヤツもいました。先生が正直に成績をつけていたのです。成績が悪ければ何クソと勉強もした。今の小学校の成績表、みなさん知っていますか?評価は3段階のA、B、C。しかも、みなBばっかりのこども達が多いとか。「平等に」とか「みんな一緒に」という上っ面の教育方針に先生達が支配されてるのです。みんな横並びの「平均的」という評価を受けたこども達ばかりなんですね。これでは「個性が死んでしまいます。昭和の高度成長期に自由奔放に育った私にとっては、これでは面白味がないわけです。

                       今のプロレスや総合格闘技はまさにそれと一緒。個性がなくて、みんなが同じように見えちゃうんですよね。誰を応援して誰を憎めば良いのかわからないんです。だから飽きられる。

                       晩年の上田馬之助は交通事故で半身不随の生活だったという話は聞いていました。しかし、馬之助のことだから、また元気になってリングに戻ってくるような気がしておりました。今の退屈な格闘技界をぶっ壊して欲しかった。

                       そこに飛び込んできた本当に残念な訃報。

                       プロレスファンなら誰でも知っています。竹刀なんか使わなくても、馬之助は滅茶苦茶強くて、本当に実力のあるレスラーであったことを。しかし最後まで悪役として全うした馬之助。改めて考えると「馬之助」と言う名前は凄すぎます。悪役を宿命づけられたリングネーム。こんなに存在感が大きかった悪役日本人レスラーはいたでしょうか。相手が馬之助だったからこそ、それを倒した小林や猪木や馬場が光り輝いたのです。プロレスファンの一人として心からありがとうと言いたいです。

                       馬之助よ。あちらの世界に着いたら、まずはゆっくりと身体を休めて下さい。天国のリングではラッシャー木村やジャイアント馬場やジャンボ鶴田ら往年のヒーロー達が手ぐすねを引いてあなたを待っています。旅立ちのときには竹刀を忘れずに持っていって下さい。

                       心からご冥福をお祈りいたします。

                      合掌  

                       



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